



こんにちは!FPヒロです。
Twitterを見ていると「ウェルスナビで損失が出たからやめた(やめようかな)」という人がいるようです。
しかし、そんなツイートを見てウェルスナビを始めるのをやめようかなと思っているそこのあなた!
少し考え直してみてください。
実際のところ、投資は短期的には損失となることもあります。
貯蓄ではなく投資である以上、ウェルスナビでも一時的に損失が出ることはあります。
しかし、短期的な損失を理由にウェルスナビを解約するのはむしろ『危険』です。
ウェルスナビの良さを活かすような長期目線の資産運用ができなければ、どの商品であっても安定的な資産増加は難しい!です。
そこで、この記事では、
- ウェルスナビのような投資で損失が出る3つの原因
- ウェルスナビで損失を出さないための3つの対策
を丁寧にお伝えすることにします。
ポイントは『富裕層と同じマインドセットで行動する』ことです☆
また、ウェルスナビの長期運用なら損失が出ないと考えられる根拠にも触れているので、これからウェルスナビを始めることを検討している人にも役立つ内容となっています。
ぜひ最後までご覧ください。
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目次
投資で損失が出る3つのケース
まず、投資初心者の方には確認しておいていただきたいこと。
ウェルスナビは預金ではなく『投資』です。
なので、「一時的に損失が出るケースがある」のは当然といえば当然なんですね。
とはいえ、マイナスの結果を見てしまうと、不安になる気持は良く分かります。
ですから、「投資はどのような場合に損失が出るのか?」を予め知っておきましょう。
そうすれば、「このマイナスは想定済みだね」と思えますから、ノビオくんのように慌てふためくことはありません(笑)
では、「投資」はどのような場合に損失が出てしまうのか?を3つのケースに分けてご紹介します。
投資で損失が出るケース①:始めてからまだ間もないとき
どんな投資であっても始めた直後に、株価が下落するようなイベントがあると損失の状態になります。
積立を始めてすぐのタイミングでは含み益がないため、ちょっとした下落であってもマイナスになってしまうという訳です。
そして、この時に慌てて狼狽売りをしちゃう人が多いんですね。
では、このリスクにどう対処すればいいか?
詳しくは後述しますが、一括で多額の資金を入れずに「分散投資」でリスク回避。
これが重要です。
ウェルスナビで損失が出るケース②:世界の景気が悪いとき
リーマンショックのように世界的な経済危機など株価が下落している時期は、一時的に損失の状態になることもあります。
https://twitter.com/chikushi57/status/977327830647230464
実際に、リーマンショック前後の価格推移を見てみましょう。
次の2つのグラフは、2008年1月~2011年1月のアメリカの株価指数(S&P500)の価格推移です。

出典:ウェルスナビHP


でも、S&P500に積立投資をしていた場合の運用実績を見てみると、感想は変わるはずだよ。
次のグラフを見て。

出典:ウェルスナビHP
2008年1月~2011年1月までS&P500に毎月5万円積立てていた場合のパフォーマンスを示すグラフです。
ここからは、毎月積立をすることで、2割以上資産が増えていたということが分かります。

なぜでしょう?

ちょっと不思議な気がしましたか?
でも、カラクリな単純で「価格が下がった時に買うと、平均購入価格を下げることができる」という話だけなんです。
つまり、価格が下がっても買い続ければ、市場が回復して前と同じ価格まで戻った頃には、結果として含み益になるというわけです。
従って、長期的に右肩上がりの銘柄に積立投資することが大切です。
積立については、後でもう一度取り上げますね。
投資で損失が出るケース③:円高ドル安が進んだとき
また、ドル建ての運用の場合、急激な円高が進むと円建ての評価額は下がってしまいます。
先ほどと同じS&P500のケースで、円建ての評価がどうなるか見てみましょう。

出典:ウェルスナビHP
ここで「さっきドル建てだと20%以上増えていたのに、円建てだとしか9%しか増えてないんじゃ?」と思う方もおられるかと思います。
確かにその通りです。
ですが、リーマンショックの後は円高ドル安が進んだため、ドル建ての資産であるS&P500は円建てだとドル建てよりも評価額が下がってしまうんです。



出典:ロイター
上のチャートは、1989年10月以降のドルと円の交換レートの推移です。
過去最も円高だったのは、東日本大震災のあった2011年の10月31日の75.32円です。
今が107円台ですから、今より30円以上も円高だったことになります。
従って、今一括でドル建て商品に投資して、仮に1ドル=75円になったとしたら、資産が3割以上減ることになってしまいます。





このケースから分かることは、やはり積立を長期で続けることが最大のリスク対策になるということ。
そして、為替水準がかなり円高だったり、株価が割安だなと感じたときに、まとまった金額を追加で入れると、より利益を出しやすくなります。
投資で損失が出る3つのケース
- 始めてすぐの時期
- 世界的に株価が下落したとき
- 為替が円高ドル安になったとき
ドル建てのウェルスナビの場合も、この3つの原因で損失が出ることがあります。
では、損失を出さないための対策について、次はさらに詳しく見ていきましょう。
ウェルスナビで損失を出さないための対策
ウェルスナビで損失を出さないための対策をまとめると、以下の3点になります。
ウェルスナビで損失を出さない対策①:一括で資金を入れすぎない
最初にまとまった資金を一括で入れるだけで増やそうとした人がいますが、これは損失の原因になります。
- 焦らず一括で資金を入れることはしない
- 投資のタイミングを分散させる ※対策②にて説明します
この2点を守って、運用成果がマイナスになるリスクを低くするよう心がけましょう。
ウェルスナビで損失を出さない対策②:自動積立を行う
ウェルスナビには、毎月〇万円などあらかじめ決めた一定額で継続的に投資できる機能があります。
この自動積立の機能をきちんと活用すれば、時間の分散を行い、価格が高いときに多く買いすぎるリスクを避けることができます。
また、ウェルスナビでは投資対象(資産や地域)の分散ができているので、投資タイミングも分散させることでリスクを減らすようにしましょう。
ウェルスナビで損失を出さない対策③:長期的に続ける
これまでお伝えした通り、リーマンショックのような不況が来ると、ウェルスナビでは短期的に資産の評価額が約半分まで落ちることがあり得ます。
従って、ウェルスナビに短期的な目線で投資してしまうと、価格がピークのときに購入して、価格が大幅に下落したときに売却して大損してしまう可能性があります。
購入を長期的に継続していくことで、一時的に相場が下落して利益が出ない時期があっても、相場が回復した際には大きな利益を実現できます。
ウェルスナビに投資する際には、10~20年のスパンで資産を増やしていくイメージを持っておき、一時的に損失の状態になっても、淡々と自動積立を継続するようにしましょう。
ウェルスナビで損失を出さない3つの対策
- 一括で資金を入れすぎない
- 自動積立を行う
- 為長期的に続ける

それをしっかりと守っていき、狼狽売りはしないのがポイントです。


ウェルスナビの過去の実績に関するシミュレーション
ここまで、以下の2点について解説してきました。
- ウェルスナビでどういう場合に損失になる可能性があるか
- 損失を避けるための対策
では、実際のところウェルスナビの過去の実績ってどうなんですか?と思う方もいると思います。
ウェルスナビは2016年に始まったサービスなので、実際の長期的な運用実績はありません。
しかし、ウェルスナビが公表している過去のシミュレーション結果がありますので、それを元にご説明します。
以下のグラフは、
- 1992年1月にウェルスナビに100万円を投資して
- その後2017年1月まで毎月3万円ずつ積み立てていった
場合の運用シミュレーションです。

尚、以下のポートフォリオ(資産配分)でシミュレーションしています。
米国株(VTI):30.6%
日欧株(VEA):21.5%
新興国株(VWO):5.0%
米国債券(AGG):29.1%
金(USD):8.8%
不動産(IYR):5.0%
もし1992年1月からウェルスナビの積立を始めていたとすると、資産は増えたり減ったりしながらも25年間で計+146%(年率+6%)のリターンを得ることができていました。
このグラフからは、以下の2点が読み取れます。
- 経済が危機のときは短期的に資産が減少
- 長期的には右肩上がりに増加
それぞれ確認しましょう。
経済が危機のときは短期的に下落
世界は、10年ごとか10年以内に大きなバブル崩壊を経験しています。
先ほどのグラフの通り、1992年~2017年の間には3回ほど世界的な景気後退がありました。
- ドットコムバブル崩壊(2000年3月頃)
- リーマンショック(2008年9月頃)
- チャイナショック(2015年6月頃)
特に資産の減少額が大きかったのはリーマンショックで、積立を実施していても資産は約半分まで減っていました。
長期的には資産が右肩上がりに増加
先ほどのウェルスナビのシミュレーションを見ると、バブル崩壊で資産評価額が減少した後、数年もするとバブル期の高値を超えていることが分かります。
そう、長期的には資産が右肩上がりに増えているのです。
このことから、長期投資を行うのであれば、短期的な下落に一喜一憂してはいけないということが分かります。


経済成長がウェルスナビへの投資による利益の源泉
ウェルスナビでは、ETFを通じて世界の株式にそれなりの割合で投資しています。
従って、世界全体が経済成長していくかどうかがウェルスナビの価格に大きな影響を与えます。
一般的に、経済の成長要因は以下の3つと言われています。
- 労働力(人口)の増加
- 資本ストック(機械、工場など)の蓄積
- 技術進歩
特に、人口が増えると日々の消費が増えますし、生産年齢人口が増えると生産量が増えます。
多くの学者が指摘していますが、「人口増加」は経済成長の最も重要な要素と考えられる訳です。
では、世界の人口が今後どのように変化していくのか?については、このように予測されています。
経済成長の一大要因「世界人口」はこれから増える?減る?
- 2050年に97億人
- 2100年に110億人
このように、国連の最新の報告書によれば世界の人口は2100年まで増える見込みとなっています。
たしかに、2100年をピークに人口は減少していく予測となっているのが気になるところではあります。
しかし、少なくとも今世紀は「人口が増加していき、生産と消費が増加する」と見込まれている訳です。
従って、短期的には不況の時期もあるとは思いますが、長期的には経済が右肩上がりに成長すると考えてよいとヒロは考えています。
これは、ウェルスナビのような長期投資の商品にとっては追い風です。
人口増加の波に乗り、長期目線で投資していきましょう。
ウェルスナビの長期運用が利益につながる根拠
全世界に分散投資を行うウェルスナビなら、人口増加に伴う経済成長に合わせて長期的には右肩上がりに価格が上昇し、長期で積立をしていれば利益が出せる可能性が高い!
まとめ:ロボアドNo.1のウェルスナビで投資を始めよう
投資の本質は長期・分散・積立です。
富裕層は、短期的な値動きを気にせず、長期的な目線で投資しています。
短期的にたくさん増やそうとすると、リスクを取りすぎてしまい、大損してしまうことになりかねません。
ヒロ的には、ウェルスナビでの積立投資は非常におススメです。
投資資金が少ない方は、初期投資額の10万円と、月1万円の積立から始めてもよいと思います。
あなたの明るい将来に向けて、ヒロと一緒に、ウェルスナビで完全お任せの積立投資を始めましょう。
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